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言うまでもなく、中等教育の最大の使命は人格を育成することで、大きくは学校によって異なるものではありません。すなわち、正しい価値観を下支えとした判断基準を有し、高邁な意志を抱き、人と社会に役立つ理想を実現していく高い能力を備えた人間を創り上げていくことが中学・高等学校の教育の目標であり、本校の教育もそれを目指しています。その上で本校は、社会の行く末と生徒たちの未来を真剣に考え、独自の、より具体的人物像を以下の通り描き出しています。その視点は、卒業後の長い人生に注がれ、その基準は、生徒一人ひとりの『幸福な自己実現』に置かれています。
校名の由来でもある、新約聖書ヨハネによる福音書13章にある「互いに足を洗い合え」とのイエス=キリストの教えは、経済的豊かさだけでは実現できない本当に幸福な社会の基盤となる人間関係の原則を示唆しています。友の悲しみを悼み、喜びを共有することによって初めて味わえる深く大きな感動を、本校の学校生活の様々な場面を通して、生徒一人ひとりが数多く体験していくことによって、その心を根付かせていきたいと考えています。
学ぶことはもとより、能力を伸ばすことも中高や大学で終わる課題ではありません。輝き続ける人とは、自己の成長のために努力を続けられる人に他なりません。学ぶこと、能力を磨くこと、進歩していくことが喜びとなるような体験を、本校の6年間の中で積み重ねていくことができるよう、授業内容を練り、教育プログラムを進化させていきたいと考えています。
仕事と活動の場は地球規模に広がっています。好むと好まざるとに関わらず、外国に出ていくこと、外国で生活していくことを覚悟しておく必要があるでしょう。そしてそこでは、異文化に対応できる柔軟性と英語をはじめとした高いコミュニケーション能力が求められています。本校の英語教育プログラムは、国内の大学入試という枠を超えた実践的で総合的な英語力を養成することを目指して組み上げられています。さらに、多くの帰国生を通して、外国を身近に捉えられる環境ともなっています。
社会で真に活躍できる女性を育てるための4つの視点を重視した教育
社会状況や社会通念の変化とともに、女性としての幸福な自己実現の道は、ますます多様に広がってきているように感じられます。例えば少し前までは常に二者択一を迫られた、家庭人として生きるか、職業人として生きるかということに関しても、必ずしも固定化して考えるのではなく、特性によって、状況によって、志向によって、柔軟にその割合を決め、両者を両立させる生き方が認められるようになってきたように見受けられます。高い資質と能力を有した女性が、家庭という枠組みのみにとどまらず、広く社会に能力発揮の場を求めていくのは必然の姿であり、それを受け入れ、新しい時代の創造のために役立てていくことは国の命題であり、それを後押しすることは、私たち教育を預かる者の使命であると捉えています。
男女を問わず、多様な他者が共に集う社会において活躍の舞台を獲得するためには、高邁な志とともに、創造力や人間関係調整能力といった、単なる知識に終わらない様々な能力が必要となってきます。洗足では、それらに必要とされる意志や能力を構成する要素を4つの視点として捉え、その養成を6年間の教育の中で行っていけるよう努めています。
その第一は「高い学力」。大学進学にとどまらず、常に新しい知識を理解し吸収していける根源的な学力の育成を目標としています。第二には「豊かな感性」。他者を思いやれる優しさやみずみずしさと、ニーズを的確に捉えられる鋭さを併せ持てることが目標です。第三には「コミュニケーション能力」。スキルとして不可欠な英語力と、言葉による人間関係の構築力がテーマです。最後の第四は「広い視野」。より良い生き方を選択できる力を育てるとともに、リーダーとして不可欠な長いスパンでものごとを捉える力と客観的観察力を養っていきたいと考えています。
初期からの主体的なチャレンジを
実践し体験していくことによって引き出すより大きな成長
4つの視点を柱とした能力の育成と、10代の最大の課題である正しい自律を実現していくために、洗足ではこれまで、6年間を4期・4段階に分けて教育計画を実施してきましたが、入学者の能力の高まりと学習姿勢定着の早さから、今年度より、第2期にボリュームを持たせた3段階の教育計画を導入していくことになりました。
まず教育計画のスタートである中1の第1期のテーマは、これまでと同じく学校と家庭を含めた「正しい生活習慣の確立」にあります。学習への基本姿勢を築くことや、他者の立場に立って考える習慣の養成、ルールやマナー・礼儀を身につけることなどが具体的な課題となります。
大きな変更点は第2期で、これまで中2・中3の段階で課題としてきた、「自主的・主体的行動姿勢の構築」と、高1・高2段階の課題としていた「自律の実践」を同時並行的に実現していく形に改めることにいたしました。
この理由は、上述したように生徒たちの能力の高まりによるもので、成長への意識の高い生徒が多くなってきたことに対応したものです。実際、既に中学段階からリーダーや責任者としての役割を経験することも多くなってきており、また主体的に考えた上での提案や発信も増えてきています。
これらの指導実感と、経験がもたらす学びの大きさの検証から、中2〜高2の4年間を第2期とし、「主体的思考・行動姿勢の構築と多面的チャレンジの実践」を課題として掲げていくことにいたしました。初期からのチャレンジと、その失敗や成功からの必然的な学びが、精神面、能力面でのより大きな成長の原動力となっていくと考えているところです。
最後の第3期(高3)は、具体的に進路を定め、その実現のために努力を傾注していく時です。自己の適性や進学後の具体像を改めてシミュレートしなおし、進学後にも廃れない価値あるビジョンを創り上げることと、それによって合格へのより強い意欲を引き出していくことがこの時期の最重要課題です。
女子 : 20名
女子 : 100名
女子 : 80名
女子 : 40名
確かな視点と高邁な想いを養い、感性を磨き能力を高め 社会に役立つ人となって欲しい