中学受験真っ只中の2月上旬はあんなに寒かったのに、桜の開花が目前の暖かな季節になりました。みなさんは、この春の日差しをどのように受け止めていらっしゃいますか。
12歳の挑戦。中学受験は、今年も例外なくいろんなことが起きました。そこには、ひとりひとりの物語があります。結果がどうであれ、その物語をこれからたくさんのことを経験していくなかで、ひとつの自分の財産として次につなげていって欲しいと切に願っています。経験に無駄なことなどないのです。大切なことは、そこから何を学ぶかなのだから。
さて、入試の余韻が残る中で塾の新年度が2月からスタートしています。私は、大手中学受験受験で国語の講師をしておりますが、新入室の4年生はまだ幼さ残るお子さんもいて、なんともかわいらしい。
中学受験を目指すわけですから、小学校とは授業時間、授業のスピード、内容、家庭学習の量など、たくさん違う(面食らう)ことがあったでしょうね。そうそう、板書もきっと速く感じられたことでしょう。ぜひお子様にまずは学校と塾にどんな違いを感じたのか、聞いてみてください。学校と塾をくらべてみて違いを用紙に書いてみるのもよい学習になります。(のちの中学受験に必須の対比記述につながりますよ。)
このコラムでは、中学受験塾の様子をおりまぜながら、中学受験国語の学習に役立つ勉強法などをこれから少しずつお伝えしていきたいと思っています。
作者:Celine
大学1年生、浪人生、国立中学生の3人の母。某大手中学受験塾にて講師、普段は秘書職