春期講習もそろそろ終わりに近づいてきましたが、知識的な学習はどのようにしていますか。知らない慣用句、聞きなれない四字熟語。この春期講習中にもお約束のごとくテキストに満載されていました。子ども達は、それを見るなりゲッソリ(笑)ただただひたすら丸暗記するというのでは、いやになってしまうのも無理はないですよね。
では、どのような学習法が効果的なのでしょうか。
相手は子どもですから、覚え方にも一工夫したいところ。そこで私は、知らない慣用句や四字熟語などは例文とともに覚えることをお勧めしています。それも子どもが自分で作った面白い例文とともにです。そうすると子どもは自ら進んで考えますし、頭にも残ります。
この春期講習では、覚えづらそうな慣用句を使って子ども達には例文を作ってもらいました。非現実世界でもOKよ!なんて言葉を添えると、子ども達の目はみるみる輝き、思考は膨らむ膨らむ。あの目の輝き。子どもが考える楽しさを実感し、自らが学ぼうすれば、実力は自ずとついてきます。
もしお子様が例文を作ったら、ぜひ見てあけでくださいね。お子様の思考の広がりに、大人もノックアウトものですから。
作者:Celine
大学1年生、浪人生、国立中学生の3人の母。某大手中学受験塾にて講師、普段は秘書職